3月18日、旭中防災拠点運営委員会(菅谷暢恭委員長)はニュータウン地区としては初めて、運営委員30名近くが参加して避難所の夜間防災訓練を実施しました。いつやってくるかわからない大災害に備え、避難所全体の夜間の照明の確保と、住民が避難生活を送る体育館の寒い時期での暖房の確保が今回の訓練の狙いでした。
非常用発電機を使用しての大型暖風機(灯油燃料)とスズランケーブルのLED照明。ガスボンベ式非常用発電機1基で体育館内の投光器、大型暖風機2基、LED照明の電気を賄えることがわかりました。一方、厳冬期には石油の暖房器具が不可欠であり、長期保存できない燃料の灯油の確保が課題とわかりました。(後日、横浜市と神奈川県石油業協同組合が災害時の燃料供給の協定を締結しているのがわかって、安心しました。)
停電中の夜間でも避難者が安全に生活できるとともに、避難者の受付や行政との連絡など、避難所の運営者にとっても夜間照明の確保は大きな課題です。今回の訓練では非常用発電機で体育館の入口周辺、トイレや炊き出し場所周辺の照明も確保できました。今後もいろんな場面を想定した訓練を実施していく予定と伺っており、地域住民としては心強く思いました。(写真・情報提供 連合町内会防災部 松田幹夫氏)