旭中学校で冬の寒さの中で夜間防災訓練

 令和6年3月16日の18時から旭中学校地域防災拠点運営委員会(菅谷暢恭代表)が冬季の災害発生を想定して防災訓練を実施しました。1月に能登半島地震が発生し、多くの住民が冬の寒さの中で厳しい避難生活を余儀なくされたのを踏まえての訓練でした。今回は昨年に引き続き2回目の実施でしたので、作業はとてもスムーズに進みました。住民としてとても頼もしく思いました。

 今回の訓練の目的は能登半島地震の避難場所でも問題になっていた次の3つ。

⓵照明の確保、⓶寒さ対策、③トイレ対策。

 ①と⓶のためには先ずは、電源の確保が不可欠。安全性と操作性の良さから旭中ではカセットボンベ式発電機を使用しています。

 照明の確保のために体育館にスズランケーブルと投光器を設置、いつもながらの手慣れた設置でした。

また、今回は寒さ対策のために体育館の床に畳を敷きました。畳は寒さと振動対策に有効とされています。

そして、プライバシー対策のためにテントも設置しました。着替えや授乳などの際には不可欠と言われています。

 反省点は、発電機の設置場所。一部の発電機が室内に設置されており、安全面から次回からは室外設置を徹底することを確認しました。